4月24日(火)、初夏のような気温、汗びっしょりになり急登を登りつめると、満開の“イワウチワ(岩団扇)”が迎えてくれる。

今シーズン初めて比良山系にプチ遠征した、
登ったのは“イワウチワ”が咲く堂満岳へ、
早朝、西名阪⇒近畿⇒名神⇒湖西道路を走り、
「イン谷口」に到着したのは8:00時前。
この辺も一昔前は賑やかだったが、
スキー場が無くなってからは売店も閉鎖、随分と寂れた風景になった。
身支度を整えて、登山口を出発したのは8:00時過ぎ。

ダケ道、金糞峠に出る正面谷は歩いた記憶があるが、
「堂満東稜道」は初めて歩くルート。
咲き始めたツツジが出迎えてくれる。

分岐を右に曲がり、民家の横を通ると比較的大きな舗装された道に出た。
朽ち落ちた案内板があったので、
ここをてっきり左に曲がるのか思い進んだが、違っていた。
ここは道なりに直進するのが正解だった。

ルートは徐々に登山道になり、ゆっくりと登っていく。
谷に出て林の中を進むと、
‘モリアオガエル’が生息していることで有名な‘ノタリホリ’に到着。

少し休憩して山歩き再開、尾根を離れ谷に出る、
水は少ない、枯れた谷だ、地図を確認すると確かに谷がある。

谷歩きは少しの時間だった、
谷を離れジグザグの急坂を登っていく、この辺は‘シロモジ’が多い。

登りつめると広い尾根に到着、何もなければ迷いそうなくらい広い。
目印の赤テを見つけ、踏み跡を頼りにして登っていくと、正面に堂満岳が現れる。

ようやく、堂満岳の山容を確認することができたが、まだ少し距離がある、
ここから先は急登だ。
それにしても、今日は暑い!既に汗びっしょり、不快指数が高い。
‘怪奇林’出現、時に自然は変わった形の樹を作り出す。


11:00時頃、ようやく堂満岳に到着、最後の急登は先日の白雲岳を思い出した。
山頂は狭い、10人も居れば溢れ出す。
三人の先客が居られた、
花の写真を撮っていたらお二人の方が登ってこられた。
これからの時季は‘花の堂満岳’、
平日にも関わらず花目当てに登ってこられる方も多い、私もその一人だが。
晴れたら琵琶湖も見える筈だが…全くの視界不良、
一通り写真を撮ったので金糞峠から北比良峠に向かうことにした。

日当たりの悪い斜面は残雪、雨の心配はなさそうだが、代わりに砂が降ったようだ。

堂満岳から金糞峠に向かうルートは大変な状況だった、
シャクナゲが迫り出してきて枝を掻き分けて進む。
ここはルート崩壊に近い、落ちても大したことはないが。

12:00時前、金糞峠に到着、このまま一気に北比良峠に向かうことにした。

999mの前山付近は雪がたくさん残っている、久しぶりに雪の感触を踏む。

12時半頃、北比良峠に到着、
ここで昼食休憩、琵琶湖を眺めながらのんびりと…しかし全く見えない。
武奈ヶ岳に登るにしても中途半端な時間になった、
昼食後は「八雲ヶ原湿原」を散策することにした。

湿原を散策して北比良峠に戻ってきたのは13:40分頃、下山はダケ道を下る。

カモシカ台に到着したのは、14時半前、昔は看板があったのだが…

15:00時頃、登山口まで一気に下りてきた、比良山系から流れる清流が勢いよく流れている。

≪以下は堂満岳で撮った花≫
❀‘イワウチワ(岩団扇)’…イワウメ科の多年草
「トクワカソウ」と呼ばれることもある。
堂満岳でお会いした方がおっしゃっていたが、
今年の開花は例年よりも1week程度遅いとのこと、どの花も遅れている。
これから暫く楽しめそうだ。




❀‘バイカオウレン(梅花黄連)’…キンポウゲ科
花が‘白梅’に似ていて‘黄連’は黄色い根という意味。
可愛い小さな白い花が渓谷沿いや針葉樹の下でよく咲いている。



❀‘イワカガミ(岩鏡)’…イワウメ科
植物の名前は、変わった名前が多い‘イワカガミ’も変わっている。
自生環境が岩礁地帯に多く咲く、鏡はどうも葉の形状や質感からきているようだ。
しかし、未だ少し早かった、あまり咲いていない。

❀‘イワナシ(岩梨)’…ツツジ科
果実がナシ(梨)に似ていることから名前が付けられているがこの名前も変わっている。
この花もこれから咲くところ、ほとんど蕾だった。

❀‘ショウジョウバカマ((猩猩袴)’…ユリ科
別名、‘カンザシバナ’とも言われているが今日はあまり見かけない。

❀‘トキワイカリソウ(常盤碇草)’…メギ科
下山途中で偶然見つけたが、あまり咲いていなかった、この花もこれからだろう。

❀‘シハイスミレ(紫背菫)’…スミレ科
スミレは種類が多くて区分けするのが難しい。

❀‘ミズバショウ(水芭蕉)’…サトイモ科
こんなところで咲いているとは、湿原なので咲いていても不思議でないが。

今日は‘イワウチワ’が見れて大満足、
これからの比良山系は花の季節、また登ってみたいものだ。
♪今日は長いものを2匹確認、
シマヘビとヤマカガシだが、ツツジが咲きだすと這い出してくる頃だ。
≪本日歩いたルート≫

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